紫陽花色に染まる

君の幸せが私の幸せ。

たくさんの「ありがとう」を。

先日フォロワーのろんさんとボランティアへと行ってきた。行き先は呉市、慶ちゃんとは違う場所。「NEWSファンである以上は同じ場所には行かない方がいいんじゃないか」っていうろんさんの呟きを見て確かにそうだよな、と思って呉市へ。まぁ慶ちゃんは私達が参加する前日に3度目の坂町へと行っていたんだけど。因みに塚ちゃんとはニアミスだった模様。因みにこの日にボランティアに行くことは先に決めてたからね。

私が今回ボランティアに行こうと思ったのは完全にプライベートで東京から足を運んでくれていた慶ちゃんやテゴちゃんの存在があったから。慶ちゃんなんてその時点で2度も来てくれていた。味スタ後で疲れてるはずなのに遠くから来てくれている人がいるのに広島に住む私が動かなくてどうする!と。広島市在住の私は被害は殆どなかったし(避難指示出たし家の目の前の川も氾濫する1歩手前だったけど難を逃れた)行きたい、とは思ってたけどあと一歩が出なかったところを背中を押してくれたのは2人だった。

久しぶりに足を踏み入れた呉市の状況は本当に酷かった。私がお手伝いをしたのは畑に土砂が流れ込んだ方で、乾ききった泥を只管スコップで撤去して土嚢袋に詰めていく作業。35度を超える炎天下に酷暑の中作業は本当に辛かった。水分を摂ってもすぐに汗になって脱水気味になる。そうなると力が入りにくくなってスコップが持ち上がらない。体力よりも気力を維持する方が大変だった。でもそんな状態の中奮い立たせてくれたのも前日にボランティアに参加していた慶ちゃんだった。負けてたまるか、って変な対抗心燃やして頭の中で「生きろ」を流しながら頑張った、つもり。

ボラバスでの参加だったから時間が限られていて結局全ての泥を撤去することは出来なかった。それでもその畑の持ち主の方は「ありがとう」とポカリスエットリポDを用意してくれた。見返りが欲しくて参加した訳ではなくただ何か手助けが出来れば、と参加したボランティアで少なからず役に立てたんだと素直に嬉しかった。本当はもっとお手伝いができれば良かったけどね。

たった一日のボランティアじゃ分からないことも多い。でも行かなかったら現状を見ることもなく終わっていた。だからこそ今回ボランティアに行ってよかったと心から思った。慶ちゃんがKEIICHIROで「支えたい」と言っていたけど、こうやって何度も広島に足を運んでくれることで支えてもらった人がいる。大丈夫だよ、慶ちゃん。ボランティアに行くことに勇気が出なかった私の背中を押してくれたように私以外にもそういう人はいると思うし、慶ちゃんやテゴちゃんの気持ちや行動に支えられてるからね。

2人が広島に足を運んでくれたことをパフォーマンスだと揶揄する人もいるけどそんな人達は放っておけばいい。私は言い足りないくらいの「ありがとう」を伝えたい。

 

 

ちなみに土砂撤去はまだまだ終わりは見えそうもないです。ボランティアは今後も必要とされています。参加人数が減っているのが現状だそうです…